導入促進機関
導入促進機関とは
国土交通省道路局では良い技術は活用するという方針の下、新技術開発・導入を促進しており、毎年度の取組を新技術導入促進計画として公表している。導入促進機関とは、新技術の導入を促進するために、国土交通省道路局と連携して新技術の活用に必要な技術基準類の検討や技術の実証を行うための第三者機関等である。導入促進機関は、新技術導入促進計画に位置付けられた技術テーマに関して、当該技術分野に精通する専門家等からなる技術検討委員会の設置・運営等を行い、審議を通じて助言を得て、道路における直轄工事等において技術を活用するために必要な方策の検討を行う。
JBECの役割
JBECは、新技術導入促進計画(道路技術懇談会)に基づき導入促進機関として選定され、点検支援技術性能カタログ(橋梁)の作成支援業務を行っております。
業務の流れ
1 | リクワイヤメントの検討 | 道路管理者や点検者等のニーズを調査し、要求性能(リクワイヤメント)を設定 |
2 | 公募要領策定 | リクワイヤメントに基づき、公募要領や応募資料等を作成 |
3 | 公募 | 国土交通省、JBECのWEBサイトにて、公募要領や応募資料等を掲載します |
4 | 応募技術の選定 | 応募資料を確認し、性能カタログの趣旨と合致している技術を選定します |
5 | 試験方法の検討 | 応募技術に合った標準試験や現場試験方法を検討し、決定します |
6 | 各種試験の実施 | 定した技術を対象に、福島ロボットテストフィールドや国の施設等で各種試験を実施します ・標準試験:限定的な実施条件で再現性のある試験 ・現場試験:実際の橋梁で動作の確認 |
7 | 性能カタログ作成 | 上記、試験結果などをカタログ形式で取りまとめます |
8 | 性能カタログ公表 | 国土交通省のHPにて、性能カタログを公表します |