点検支援技術性能カタログ

国土交通省道路局では、道路構造物の点検の効率化・高度化を推進するため、点検に活用可能な技術をとりまとめた「点検支援技術性能カタログ」を平成31年2月に策定し、掲載技術の拡充等を毎年度行っています。「点検支援技術性能カタログ」は、国が定めた標準項目に対する性能値を開発者に求め、開発者から提出されたものをカタログ形式でとりまとめたものです。知識と技能を有する者が定期点検を行う際に点検支援技術の利用を検討するにあたって、機器等の特性を比較整理するにあたって参考とすることができます。
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/

直轄国道の橋梁とトンネルの定期点検業務の一部項目において、令和4年度から点検支援技術の活用を原則化しております。
https://www.mlit.go.jp/road/tech/index/tenken.html

点検支援技術性能カタログの種類

画像計測技術:点検対象構造物の画像を撮影又は計測する技術、画像を処理し調書作成を支援する技術
非破壊検査技術:点検対象構造物の変状を外部から非破壊検査により計測する技術
計測・モニタリング技術:点検対象構造物をセンシング又はモニタリングする技術
データ収集・通信技術:点検対象構造物に設置したセンサ等により計測したデータを収集し、通信技術によりデータ転送する技術

点検支援技術性能カタログ(橋梁)の掲載技術数の変遷

H31.2R2.6R3.10R4.9R5.3R6.4
画像計測72434476172
非破壊検査51119233142
計測・モニタリング2538445361
合計126091114145175